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「人と人とのつながり」の大切さ

高齢者のみ世帯の増加により、雪下ろしや雪よせ・通院買い物等、これまで個人領域・各家庭領域でできていた普通の生活が困難となりつつあります。
個人領域・各家庭領域の問題であり、行政の支援にも限界があります。

共助力アップ支援事業のモデル地区で結成された共助運営体では、社会実験としてこれらの問題解決に取り組み、『高齢化率日本一の秋田でつくった横手モデルを日本の将来モデルに』を合言葉にがんばっています。

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先陣を切って12月5日に狙半内共助運営体の社会実験として、買い物通院サービスがスタートしました。
最寄りのバス停まで3キロ以上という高齢者が多数おり、バスの本数も少ないために寒い冬はバス停に行くのも、バスを待つのも大変な地域です。
下の写真は雪の降る中、お助け隊のメンバーが地域の75歳から95歳迄のお年寄り5名を送迎しているところです。


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また、山内南郷地区と三又地区、大森保呂羽地区と前田地区でも高齢者宅の雪下ろしサービスや雪寄せサービスの社会実験が始まりました。
これらの地区はすべて秋田県南の中でも降雪量の多い地域でありますが、特にこの冬は早い時期から積もり始め、年明け早々豪雪の模様となっております。(写真は12月26日の南郷地区)


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1月6日には震災被災地の岩手県釜石市から小・中学生8名大学生4名総勢12名の子どもたちが訪れ、『狙半内共助運営体』のメンバーと一緒に高齢者宅の雪よせボランティアに汗を流しました。
子どもたちはボランティアを体験する中で、「人と人とのつながりの大切さ」や「被災地釜石の復興を支え、発展させていくために自分には何ができるか」を学んで行きたいと言っていました。
これには、運営体会長をはじめ、メンバー全員が感動を受けました。


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共助力アップ支援事業の目的は、普通の生活が困難になりつつある地域を、みんなが笑顔で暮らせる地域にすることでもあり、子ども達の想いと共通するものがあると思いました。

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Author:八嶋 英樹
地域づくりコーディネーター

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