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地域支えあい・ボランティア等の活動資金確保について(金澤陣館会)

秋田県南NPOセンターブログ記事URL
http://www.kennannpo.org/news/2020/06/16114203.html

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「んだども おらほのまちだもの」(秋田朝日放送)

テレメンタリー2020「んだども おらほのまちだもの」(秋田朝日放送)が放送されました。
『高齢化率が4割を超える秋田県横手市の狙半内(さるはんない)地区では、住民自らが車の運転手になり住民を有料で送迎している。今では地域に定着し、お年寄りが出かけるきっかけにもなっている一方、運転手自身の高齢化や後継者不在など課題もある。「公共交通のない町で、免許も返納してしまったら…」こんなジレンマはいずれより多くの人が直面する。不便な町でも自分らしく生き続ける住民の声に耳を傾け、過疎の未来を考える。』
https://www.aab-tv.co.jp/telementary/

平成24年度、秋田県南NPOセンターが中心となって進めたプロジェクトで、住民による通院買い物送迎支援を行なう案が出ました。
「事故があったらどうする」など多数の反対が出たのですが、「できない話ばかりしてたら何も解決しない」という奥山さんの一言で実行されました。番組中にでてくる送迎写真はその時のものです。
住民の意思で本気で取り組んだことが今につながっています。

「くらしの足を考える」カテゴリ
http://55genkimura.blog51.fc2.com/blog-category-10.html

コメント 2020-05-09 094912

【「地域づくりTV」より】
『雪国から新しい地域社会を』
(平成26年度ふるさとづくり大賞(総務大臣賞)受賞
横手の共助組織代表者ネットワーク会議の取り組み)
http://55genkimura.blog51.fc2.com/blog-date-201603.html



「新しい地域コミュニティ創造セミナー2015」参加者アンケートから

「新しい地域コミュニティ創造セミナー2015」は平成27年5月29日に行なわれました。

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【参加者の区分】
文末の数字①は地域づくり協議会委員  ②は地区会議役員 ③は地区交流センター運営委員(仮称) ④その他
※記載のないものもあり



項目1、横手の共助組織や島根県雲南市の地域自主組織等、地域住民が自ら地域課題解決に向かって行動する取り組みについてどのようなご感想を持たれましたか。

・各地域の自主的な活動は、今後の自分たちの地域活動の参考になるものでした。③

・やらざるを得ない状況に置かれた時、どれだけの人が一致団結して行動できるのか。普段からの地域住民間の付き合い方が大事だと思いました。③

・今後、行政頼みからの脱却が必要な時に、先駆的に取り組んでおられることに元気を頂いたとともに、自分たちは何ができるのかを地域の皆さんと考え、行動することの大切さを痛感しました。③

・地域課題を曖昧にすることなく正面から向き合って行動化しているのでうらやましく思った。横手市は地域組織・団体等が硬直化、しかも閉鎖的で八方美人的な傾向が強い。①

・地域に新しいリーダーが誕生することを望みたい。①

・「自分たちで出来ることは自分たちでする」という事が地域住民の本来の姿ではないのかと改めて考えるきっかけになりました。②

・「誰かがやってくれる」という考えを持たずに自分たちで地域を変えていく、他に誰もやってはくれないのだという強い意志を持って行動に移していくことが大切だと思いました。②

・雲南市の取組みから横手市は学ぶことは多いと思いましたが、模倣ではなくその地域の特性に合った取り組みをしていくことが大切だと思いました。②

・地域共助組織作りが必要と思われました。①

・横手の取組みについて、地域で協力し合って除雪しているのは素晴らしいし続いてほしい。島根県雲南市については、様々な事を考え工夫し、今までの考えに捉われず実践している。全国に取り組みを発信してほしい。①

・地域の中で個々のつながりが薄くなっていることが様々な問題を生んでいると思うのでまずは地域住民のつながりをしっかりしたものにしていくことが必要と感じる。

・既に共助組織を立ち上げ活動している地域には行動するリーダー、導くリーダーが存在する。素晴らしいことだと思いました。

・大変参考になりました。特に「小規模多機能自治」の考え方についてはこれからの地域づくりの参考になると思われる。また、地域の実態を数値で如実に表しており大変興味深い内容であった。③

・このような取り組みを行なうには、実際のところ多くの時間を費やすし、地域住民の統一した意識改革があってはじめて解決できることだと感じました。③

・このような共助組織は、今後の高齢化社会に伴い、各地区ごとに必要になってくると思われます。横手において、雪の問題というのは切実なものですが、今後空き家問題から農業問題(耕作放棄等)までますます深刻になってくるのが目に見えている状況の中、地区ごとの早急な検討が必要と思われます。③

・自立した地域は本当に素晴らしいと思います。色々な試行錯誤があり、住民の理解・協力があってこそだと痛感しました。このようなお話をもっと若い世代の人たちが聞ける機会を設けてほしいと思いました。

・横手の共助組織については、一人暮らしの高齢者が増えている中では必要な取り組みであると感じた。特に除雪や買い物に関するものは、事故を防ぐことにも効果のある取り組みだと思う。

・島根県雲南市の取り組みについては、自分の中の「交流センター側で事業を企画して人を集める」という前提が良い意味で崩されたと思う。「地域住民が主体となって活動する中で自然と人が集まるようになった」と感じた。③

・秋田県の現状(少子高齢化・人口減少)を顧みた場合、4共助組織をモデル地区に選定した「地域共助組織」は貴重な施策であり、日本の限界集落が抱える難問解決のヒントになり得ると思われる。

・島根県雲南市の地域自主組織は、行政任せから「地域で出来るものは地域でやる」と言う住民自治を拠点にしていることと、過去のすべての事業を精査と整理し、一つにまとめる事に気移民一人ひとりが関わり、地域づくりに貢献することに共感した。③

・大変良いことだと思います。住民は、何でも行政に頼ろうとするとする傾向が強い。行政側も会(地域づくり協議会等)を立ち上げる時、必ず構成メンバーを組織の代表とする傾向が強いがそこから斬新な発想が生まれてこない。

・町場といった人口の多い地域での地域自主組織を作ることはなかなか難しいのではないか。この際町場を対象にして、本腰で「地域自主組織」作りに取り組んではいかがでしょうか。②


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項目2、少子高齢化が進む地域の10年後、20年後のために、いま地域が優先して行なうべきことはどのような事だと思いますか。

・地域のために自主的に活動できる人を育てるための生涯学習を充実させていく事(家庭・学校・社会での教育)③

・地区センターとしても公民館の社会教育機能を受け継ぎながら社会生活に対応したセミナーや事業を実施していきたいと思います。③

・10年後、20年後この地域がどうなっているか、どうあるべきかを検証することだと思います。③

・少子高齢化の問題・課題が多いが市民意識は低いように感じる。①

・インフォーマルなサービスを支えている団塊層の住民が後期高齢者となり、支えられる側になる確率が高まる2025年以降を考えると安閑としていられない。④

・コミュニティで行っている事業の棚卸について大賛成だ。④

・ただでさえ少なくなっている勤め人の青年壮年層ですべてをやって行くことは不可能。④

・地域が優先して行なうべきは10年後、20年後の地域がどうなっているか共通認識をもつこと。④

・地縁だけでは担いきれないニーズのために情報(血縁等)を収集しておくことも必要と思う。④

・「人と人との関係」を深めることが大事だと思いました。若い人も参加するような場づくりが必要になってくるのではないかと思いました。いま地域で何が問題なのか、どう解決していくかを考えるなど住民が主体となって考えて行くべきだと思いました。②


・小規模な地域共助が必要なので各交流センターを中心とした組織作りが急務と思います。

・無駄をできる限りなくす。女性や若い人を登用する。行政は大なたを振るう時は勇気を持ってする。①

・住民自らが地域課題は何であるかを考えみつけるためにアンケートなどを行なうことも問題発掘にはよいのではないだろうか。自分たちの地域の現実と将来像を住民自身に考えさせる機会を与えることが必要かと考えます。

・地域の強みと弱みを地域住民が自覚すること。③

・地域課題を解決していくための組織作り。③

・地域のつながり、絆を深めておくこと。そのために我々の様な交流センターが地域の中心として人が集まり活動して行けるような組織を作り、事業を行なっていく事だと思います。③

・まず、行政主導で今回のセミナーのような必要性というものを交流センター運営委員はもとより、地区会議役員、地域づくり協議会委員等の方々に広く理解してもらうような取り組みをしてもらいたいと思います。その上で各地区ごとに問題点や今後の取り組みについて話し合い、生き残るための組織作りを進めていくべきと考えます。③

・地域活動など多くは、年配の方々がも立つように思います。確かに若いご夫婦などは仕事も忙しい。休日は子どものスポ少など色々あると思います。そんな中でも月に一度か二度地域で色々なイベントや催し物などで交流を深めて知り合いの輪が広がれば地域活動にも積極的に参加・協力してくれるのではと思います。

・横手の共助組織のようにまずは除雪や買い物など住民が安心して暮らせる仕組みが必要だと思う。それから、より育児がしやすくなるような仕組みを地域の保育園や保育所と相談の上で調えていけばよいのではないか。③

・今ある問題を住民自身が自覚し、共有していかなければならないと思う。③


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参加された皆様、ご協力ありがとうございました。

新しい地域コミュニティ創造セミナー2015

5月29日、横手市浅舞公民館(平鹿生涯学習センター)において「新しい地域コミュニティ創造セミナー2015」を開催しました。(主催:秋田県南NPOセンター、共催:横手市)
地域づくり協議会委員、地区会議役員、・地区交流センター運営委員(仮称)、横手市地区担当職員など100人以上が参加し、小規模多機能自治について学びました。

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また、前日28日には市議会議員と共助組織代表の円卓会議、29日の午前には県南自治体地域づくり担当者の小規模多機能自治推進会議も行われました。

この2日間、講師とアドバイザーを務めていただいた「人と組織と地球のための国際研究所(IIHOE)」代表の川北秀人さんのブログでも触れられておりますのでぜひご一読ください。当日使用した資料もダウンロードできます。

川北秀人on人・組織・地球
http://blog.canpan.info/dede/archive/1015


6月からは横手かまくらFMで「がんばる地域応援団(シーズン2)」が始まります。
第1回放送のゲストは川北秀人さんです。これは聞きのがせません。

※前回は「共助組織代表者ネットワーク会議」のふるさとづくり大賞(総務大臣賞)受賞について放送しました。

「知事報告会」「県との意見交換」

11月17日、県南地区の共助組織代表者の皆さんと秋田県知事を訪問しました。
横手市の保呂羽・南郷・三又・狙半内の各共助組織代表からは、この2年間の取り組みを報告、湯沢市の羽場・市野・皿小屋地域生活サポートシステムと岩崎生活サポーターの会、そして美郷町の黒沢共助隊のみなさんが、結成報告を行いました。
佐竹知事からは、「秋田型地域支援システム」として、期待しているとのお言葉をいただきました。

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そしてその後、県の担当部局と共助組織代表者との意見交換を行いました。
先日の横手市議会議員との意見交換もそうなのですが、議会や行政と、現場を知るやる気のある住民とがお互いに地域について前向きな意見交換を行えるということが、3年目を迎えた共助組織の進化であると感じます。

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そして共助組織による取り組みは秋田県南地区以外にも徐々に拡がりつつあります。

[共助組織] 行政頼み脱却目指す(秋田さきがけ新報)
http://www.sakigake.jp/p/special/14/chiiki/article_07.jsp
プロフィール

八嶋 英樹

Author:八嶋 英樹
地域づくりコーディネーター

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